低金利時代

20161月に、日本銀行はマイナス金利を適用することを決定いたしました。民間の銀行から預かる当座預金の一部にマイナス金利、いわゆるこの対策は、支払うべき金利を現金で当座預金に置いたままにするよりは個人を含め企業などに貸し、投資としてお金を回すことにより経済を活発にしていこうという狙いがあります。

しかしこのことで、銀行や金融機関が取引している債券などの金利も下がり、比較的安全な金融商品といわれていた中期国債ファンドや中期国債ファンドなどの運用が難しくなってしまい、また全ての新窓販国債の募集が停止して個人の資産形成が増して厳しい状態になってしまったのです。

個人が銀行へ預ける預金も利息は、ほぼ付いていないに等しいくらいの金利であるのが現状です。定期預金でさえも金利001%だとすると、計算上では100万円預けても1年後に手にできる利息は100円、ここから税金を引くと…。お金や時間を掛けたことに見合った金額かどうかが疑問です。

時間をさかのぼること平成のバブル期であった1990年頃は金利が定期預金6%、普通預金でさえも2%程も付いていました。今とは比較できないほど、高金利の時代だったのです。

低金利である今となっては、銀行に現金を預ける目的は増やすことではなく、保管をするのに安全である、または決済のために預けるなど利用目的も変わってきています。

ATMで時間外の現金引き出しに掛かる手数料や振り込み手数料、今はコンビニなどでも現金を引き出せる便利なところもある反面、しっかりと手数料も取られてしまい、負担だけが増えている状態です。

ひと昔前のような銀行に預けているだけの資金運用ではなく、自分でしっかりと考えて動かなければならない時代といえるでしょう。